一日中テストプレイをしていてこれといったネタが無いので
シナリオについての初心表明でもしてみます。
今更初心という言葉が正しいのかどうかは知らない。
 
 
次はどうなるか知りませんが、今作の目標は
SRC本体機能の凄さを見せ付けてやる in カットイン です。
 
 
画像をふんだんに使い、1コマ1コマ用意するのも大いに結構…というか
ずっと前に自分自身がやっていたことがそれなんですが
本体機能を知れば知るほど、同等あるいはそれ以上の動きを
何十分の一のファイルサイズでやってのけられることがわかります。
 
 
Jinxの最後に出てくる必殺技、「ザ・ジンクス」では
専用の絵が一枚も使われていません。全てLineとCircleで表現しています。
 
絵を描くのが面倒で、なんとか誤魔化せないかとあれを試験的に作った私ですが、
結局それが今のような形を取るようになるきっかけになりました。
 
 
次回追加のカットインは今まで使うのをド忘れしていたOvalコマンド(楕円を描く)も大量に使い、
今までに無いほど本体機能に依存したカットインになっています。
 
やりすぎると描画に非常に時間がかかるので
いくつか妥協せざるを得なかった部分も有りますが(ここが唯一の弱点)
とりあえず今出せるものは全部出せたような気がします。
 
 
画面効果なんてシナリオではおまけに過ぎず
あまり力を注ぐべきところではないという考えもあります。
 
確かに、ストーリーその他でアピールするのも一手でしょう。
だけど私は演出でアピールしたいのです。
他の媒体と比べて演出が貧弱貧弱といわれているSRC
本当はここまでできるのだと内外に示したいのです。
 
外:「SRCシナリオって見た目がなあ」「次のナニカってやつはすごいことになってるよ」
内:「え、SRCってここまで出来るの? じゃあ自分もやってみよう」
 
目標はこれだったりします。割と本気で。
 
 
演出は事前に「すごいから見て見て」と言うとそのときの感動が薄れるんで
あんまり宣伝しない人が多く、私も本家では全然と言っていいほどしてませんが、
実はこのシナリオに関して言えばここが一番褒めて欲しいところだったりします。
褒めろとは言いませんが、もしすごいと思ったら「すごい」と言ってください。こっそり小躍りします。
 
 
…と長々と作者の心情を語ってみましたが
プレイヤーがどこをおもしろいと感じ、どこを別にどうでもいいと感じてもそれは自由です。
作った人の思惑と違うところが受けるなんて、よくあること。